2018-09

記述対策

練習問題20(民法)

【問題】 債権者は、債務者が債権者を害することを知ってした法律行為の取消しを裁判所に請求することができる。これを詐害行為取消権という。 詐害行為取消権は、財産権を目的としない行為を取消すことはできないが、「離婚に基づく財産分与」は例...
民法

虚偽表示で保護される「善意の第三者」には、判例上どんな人がいるか

民法94条では、「相手方と通じてした虚偽の意思表示は無効とする」と規定しています。 例えば、Aが差押えを逃れるために、Bと示し合わせて、Aの土地をBに譲渡したように見せかける行為は無効となります。なぜなら、そこに真実の意思が存...
憲法

「徳島市公安条例事件」を分かりやすくまとめました

今回のテーマは「徳島市公安条例事件」です。 条例で、法律より重い罰則を定めてよいかどうか争われた事例です。 事件の概要 労働組合員のAは、デモを行った際、道路使用許可の条件に反して車道上を蛇行したため、道路交通法違反と徳島市条...
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民法

質権について、重要な部分だけのまとめ

「質権」は、出題が少ないこともあって、皆さん勉強が手薄になっている部分ではないでしょうか。 とはいえ、試験範囲であることに変わりはなく、いつ出題されても文句は言えません。 そのため、最低限の知識は押さえておきたいところで...
憲法

「レペタ事件」を分かりやすくまとめました

今回のテーマは「レペタ事件」です。またの名を「法廷メモ訴訟」といいます。 法廷の中でメモを取る行為を不許可とすることは憲法21条の「知る権利」の侵害にならないか争われた事例です。 事件の概要 アメリカの弁護士レペタ氏は、裁判の...
一般知識

地球環境保護に関する条約のまとめ

地球の環境問題が騒がれている昨今、環境保護系の条約が多く締結されていますよね。 一般知識では必ず学ぶところだと思います。 ところが、けっこう数が多くて覚えづらかったりしますよね。 数多くある条約を覚える際に大事なことは...
行政法

【行政事件訴訟法】「訴えの利益」がないとされた判例と、あるとされた判例

行政事件訴訟法における取消訴訟の要件は、「処分性」「原告適格」「(狭義の)訴えの利益」「出訴期間」「裁判管轄」「被告適格」の6つです。 これを満たさない訴えは却下となります。(※棄却ではありません) 今回はこのうち、「訴えの...
一般知識

時事問題と、関連知識を仕入れるサイト

時事問題について、ザザッとおさらいができるサイトを2つご紹介します。 一般常識一問一答.com 芸能関係の問題も多いですが、それは無視して、経済・社会についての問題だけ押さえておきましょう。 ニュース時事能力検定 ...
記述対策

練習問題19(民法)

【問題】 Aは、Bから特定の種類のビールを1ケース買う契約をした。 この場合、Aは目的物を種類のみで指定しており、これは「種類債権」と呼ばれる。 では、このような種類債権においては、Bがどのような行為をしたときにその目的物が「特定...
行政法

【国賠法】「自衛隊安全配慮義務事件」を分かりやすくまとめました

今回のテーマは「自衛隊安全配慮義務事件」です。 自衛隊員に起きた事故に関して、国の「安全配慮義務」が認められるか、そして、国に対する損害賠償請求権の時効は何年とされるかが争われた事例です。 事件の概要 自衛隊員Aは...
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