民法 他主占有が自主占有に転換するってどんなとき? 今回は「占有」についてです。 他人の物でも、善意なら10年、悪意でも20年間占有を続ければ時効取得できる、というのは今までにも書いてきましたよね。 ただし、時効取得するためには、あくまで「所有の意思」をも... 2019.01.28 民法
民法 胎児の権利能力はいつから行使できる? 今回のテーマは「胎児の権利能力」です。 自然人は、「出生」によって平等に権利能力が与えられます。 そしてこの場合の「出生」とは、民法上は「全部露出説」が採られています。 (※母体から完全に離れた時ということ。 一方、刑法... 2019.01.25 民法
民法 即時取得と時効取得、無過失まで推定されているのはどちら? 「即時取得」と「時効取得」は、どちらも“占有”によって、他人の物の所有権を取得することのできる規定です。 第192条(即時取得) 取引行為によって、平穏に、かつ、公然と動産の占有を始めた者は、善意であり、かつ、過失がない... 2019.01.24 民法
一般知識 次世代の移動手段「Maas」ってなんだ? 先日たまたまニュースを見ていたら「MaaS(マース)」について特集をしていました。 アンテナにピン!ときたので書いておこうと思います。 皆さんはご存じでしたか? 「MaaS」とは、Mobility as a Service... 2019.01.24 一般知識
行政法 「瑕疵の治癒」はこの判例だけ押さえておきましょう 行政行為が行われる際は、その内容や手続きが法令等に定める要件に合致していなければなりませんが、時にはそうした要件が欠けた「違法な行政行為」(=瑕疵のある行政行為)が行われてしまう場合もあります。 しかし、その瑕疵が非常に軽微な... 2019.01.20 行政法
憲法 「南九州税理士会事件」「群馬司法書士会事件」を分かりやすくまとめました 今回のテーマは「南九州税理士会事件」と「群馬司法書士会事件」です。 いずれも強制加入団体が会員からお金を徴収したことが発端となった事件ですが、その結論は異なるものとなりました。 とはいえ内容はカンタンなので、サラリと... 2019.01.20 憲法
行政法 【行政事件訴訟法】土地区画整理事業の事業計画に処分性はある? 取消訴訟の訴訟要件の1つに、「処分性」というものがあります。 処分性とは、「公権力を行使して、国民の権利義務に直接影響を与えること」をいいます。 (処分性についてはこちらのページもご覧ください) さて、今回のテーマ... 2019.01.16 行政法
一般知識 元号に関する豆知識 2019年は平成最後の年でした。 5月1日から新しい元号「令和」が始まりましたね。 歴史的な節目となりますので、一般知識において元号に関する知識が出ないとも限りません。 そこで、豆知識を少しだけ仕入れておきましょう。 ... 2019.01.15 一般知識
行政法 「違法性の承継」は、この判例だけ押さえておきましょう 行政行為が行われる際は、その内容や手続きが法令等に定める要件に合致していなければなりません。 しかし、時にはそうした要件が欠けた「違法な行政行為」が行われてしまう場合もあります。 通常であれば、違法な行政行為は取消訴訟に... 2019.01.14 行政法
民法 自己の所有物を時効取得する、ってどういうこと? 今回は、「時効取得」の判例で、ちょっと変わった内容を取り上げてみたいと思います。 それは、「自分のものであっても、時効取得できる」ということです。 自分のものを時効取得する? 何それ、意味が分からない( °Д°... 2019.01.13 民法