2018年度の一般知識は、かなり意表を突いた問題でしたね。
(Twitterで流れてきたものを見ました)
風適法の問題は、見た瞬間に「は?」と声が出てしまいました。
あれを本試験中に見たら、思考停止してしまいそうですね。
また、GDPRもチェックしていませんでした。
Twitterのフォロワーさんの中にはしっかり予測できていた方もいたようですが、多くの方にとっては馴染みのないワードだったのではないでしょうか。
昨年の「白い巨塔」に続き、今年も驚かせてくれましたね・・。
ただ・・
こうしてみると、試験委員の方の意図が透けて見えてくるような気がしませんか?
つまり、
●予備校とかが絶対に予想できない問題にしよーっと
●日頃どれだけ世の中に関心を払っているかチェックしよーっと
●本当に行政書士に興味を持っているかもチェックしよーっと
・・みたいな。
一言でいうと、
●世の中や行政書士の仕事に興味がない「勉強オタク」や「資格マニア」には簡単には取らせないよー
・・といったメッセージが含まれてると僕には感じられたんですよね。
(ゲスの勘ぐりですかね)
ですから、2019年の試験を目指される方にとっては、これから1年かけて、日々ニュースに触れて知識を積み重ねていくことが大事かと思います。
もちろん、以前ご紹介したこうした本を読んで、「下地」の知識をつけておくことも大事です。しかしそれだけではなく、日々の生活の中で、「このニュースにはどういう背景があるんだろう?」とか「この用語ってどういう意味なんだろう」と、アンテナを広げることが、知識に厚みをもたらすと思うんですよね。やはり直前になって一気に詰め込めるようなものではありません。
そして、行政書士の仕事内容や周辺知識もつけていく必要があると思います。
昨年の「度量衡」や「白い巨塔」問題に対して、「行政書士の実務に関係ないだろ!」という批判がたくさん入ったので、それに対して「ほれ、実務の問題出してあげたぞ。これで文句ないだろ?」と言っているようにも感じます。
(試験委員は、意外と子供っぽいのかも?そうすると、裏をかいて今度は実務に関するものは出さないかも・・うーん 笑)
しかし、行政書士試験を受けるということは、当然そうした知識も知っておくべきではありますので、「法人設立」「建設業許可」「相続」「遺言書作成」など、主だった仕事については調べておいた方がよいでしょう。
これは開業する予定の方にとってはすぐに役立つ知識でもありますしね。
ということで、今年の一般知識に泣いた方は、来年同じ悔しさを味わわないためにも、今から少しずつ知識の層を積み重ねていこうではありませんか。
コメント
いつも楽しく拝見しております。
本試験二週間前にこのサイトを知りました。
今回不合格でしたが、もっと早くに知ることが出来ればと思いました。
これからも楽しみにしております。
リケルメ太郎さん、はじめまして!
ご訪問ありがとうございます。
そして本試験お疲れさまでした。
今回がダメだったとしても、諦めない限りチャンスは何回でもありますよね。
また投稿していきますので、引き続きよろしくお願い致します。
こんにちは(^^)
記述の採点予想ありがとうございます!甘い採点を期待します!!笑
一般知識で、問56が各予備校で解答が分かれていて、私はそこを正解にしているのですが、不正解だった場合はマイナス4点で合格がさらに怪しくなるので、そこも合ってることを祈りながら1月末まで過ごそうと思っています!
試験終わってしばらく放心していましたが、不合格だった時のために少しずつ勉強を再開しておこうと思います。
このサイトに出会えたお陰で理解が深まり、テキストだけでは分からなかったことも理解できたり、リクエストに答えていただいたり、私が合格圏内に入れたのは本当にこのサイトのおかげだと思います(*^^*)
結果はまだわかりませんが、また報告させてください(^^)d
なみさん、こんばんは!
そういって頂けるなんて本当にうれしいです!
思いつきで始めたブログがここまで支持して頂けるとは思ってもいませんでした。
でも合格圏内に入れたのはなみさんご自身の努力の賜物だと思いますよ?
なにやら問56が物議を醸しているようですが・・よい結果になるといいですね!
ご報告をお待ちしています?