Yahooニュースにこんな記事が出ていました。
「ユニバーサルサービス、ブロードバンドや携帯電話の指定も検討 総務省有識者会議」
リンク先がなくなることも考えて、本文の一部を抜粋しておきますね。
総務省の有識者会議は18日、全国一律で利用できるよう通信会社に義務付けている「ユニバーサルサービス」について、光ファイバーなどのブロードバンド回線や携帯電話を対象に加えることを検討する方針を示した。両サービスの普及が進んでいるためだ。同会議の中間論点整理の骨子案に盛り込んだ。年内にとりまとめる最終報告に向けさらに議論するが、通信業界や利用者などからの反発も予想される。
現在は固定電話がユニバーサルサービスの対象だが、有識者会議のこれまでの議論では、「災害時などの連絡ツールとして携帯電話の位置付けは今後、一層高まる」との意見が出ていた。
固定電話とスマートフォンの世帯普及率をみるとここ数年、スマホが急激に伸び、2017年はスマホを保有している世帯が固定電話を保有している世帯を初めて上回った。
(中略)
ユニバーサルサービスの対象を携帯電話やブロードバンドまで広げると、現在、電話番号一つ当たり月額2円の利用者負担が、さらに増える可能性もある。この日の会合では「負担と受益のバランスをしっかり考えるべきだ」との意見が出された。
総務省が絡んでいるニュースは、必ずチェックしておいてくださいね。
「こんなの試験に出ないだろう」なんて思わずにちゃんと読みましょう。
今まで出てきた一般知識の問題も
「え!こんなの出すの!?」
というものが多かったですよね?
だから、思い込みだけで判断しないこと。
とりあえず頭に入れておく(一度でいいから読んでおく)ことが大切ですよ。
さて、このニュースでポイントとなる部分は、「ユニバーサルサービス」「ユニバーサルサービス料」「スマートフォンの保有世帯数が固定電話超え」などですね。
「ユニバーサルサービス」とは、日本全国どこでも一律で使えるサービスのことです。
電気や通信、郵便などが代表的な事業ですね。
ただ、全国一律で使えるようにするのは結構大変なことです。
地域によって事情が異なりますから、採算が取れる地域もあれば、不採算地域も出てきます。
そこで、通信に関しては、加入電話・公衆電話・緊急通報の提供を確保するために、1電話番号あたり2~3円の「ユニバーサルサービス料」が利用者から徴収されています。
(これは定期的に変わります。2019年7月からは3円です。こちらでチェック)
スマートフォンなどの明細をよく見ている方にはお馴染みかもしれませんね。
あまり確認していない方はぜひ見てみてください。
また、2017年にスマートフォンの保有世帯数が固定電話を超えました。
こういう知識は、
「まだ保有世帯数は固定電話の方が上回っている」
のようなひっかけ肢として出題しやすい部分ですので、知っておくといいと思います。
ちなみに、この保有世帯数は、総務省の「通信利用動向調査」がソースとなっているのですが、これは、毎年4~7月ごろに以下のページで発表されています。
試験前に最新の情報を見ておくといいと思いますよ。
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