北朝鮮問題に関するチェックポイント

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コメントにてリクエストを頂きましたので、まずは「北朝鮮問題」について僕なりのチェックポイントをお伝えしたいと思います。

北朝鮮については、「核の知識」「朝鮮半島の知識」に大別されると思います。

核については

・核兵器に関する条約
・各国の動き

朝鮮半島については

・韓国との関係(朝鮮戦争)

がメインになるんじゃないかなと思います。
 

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核の知識

条約については、以前核兵器に関する条約2つをご紹介しましたので、そちらをご覧ください。
これに加えて、「北の核問題に対する各国の動き」も同時に押さえておきましょう。

2003年に北朝鮮がNPT(核拡散防止条約)から脱退したことを受け、周辺国などが集まって対話による解決を探る場が設けられました。これを6か国協議(六者会合)といいます。

この6か国とは、

当事国である「北朝鮮」
隣接する「中国」「韓国」「ロシア」
他人事ではない「日本」「アメリカ」

です。

結局この協議は、北朝鮮と他の5か国で意見の違いが埋まらず、2008年12月を最後に開催されなくなりました。

「6か国協議」という名称と、参加国を覚えましょう

 

朝鮮半島の知識

朝鮮半島はもともと日本が併合していましたが、第二次世界大戦の終戦と共にアメリカとソ連が分割して占領することになります。この境のことを北緯38度線といいます。
1948年に、アメリカの占領する南側が「韓国」、ソ連の占領する北側が「北朝鮮」としてそれぞれ樹立されました。
1950年、朝鮮半島の主権を握るため、北朝鮮が韓国へ攻め入ったことをキッカケに戦争が始まります。これが朝鮮戦争です。

米ソの冷戦が背景にあったこともあり、対立は激化しました。
おびただしい犠牲者を出してようやく、元の北緯38度線の位置で休戦協定が結ばれることとなります。

大事なことは、朝鮮戦争は終わっていないということです。(あくまで休戦中です)

そして、この休戦協定が結ばれたのが「板門店」(はんもんてん)です。
最近もこの場所で南北首脳会談が行われ、戦争終結を目指す「板門店宣言」が出されたことでニュースになりましたね。

韓国と北朝鮮の境は北緯38度線と呼ばれている
朝鮮戦争は休戦中であって、終わっていない
休戦協定が結ばれた場所は「板門店」(はんもんてん)

 

オーソドックスな知識としては上記のようなものかなと思います。

一般知識
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コメント

  1. なみ より:

    ありがとうございます!!
    本当に助かります!!?