今回は、知識を効率的に頭に入れる方法です。
時間をかけてもなかなか覚えられない人がいる一方で、短時間でスイスイ頭に入れている人もいますよね。
この違いは何なのか。
僕なりの考えをお話ししたいと思います。
興味・関心・好奇心を持つことがカギ!
タイトルからしてネタバレしていますが、いいんです。
忙しい受験生に長々と雑記を読ませるつもりはありません(笑)
本当にコツはこれ。
どれだけ「興味・関心・好奇心を持てるか」なんです。
例えば今、あなたの目の前に突然誰かを連れてきて、
「この人についての情報を100個覚えてください」
と言われたとします。
それが、あなたにとって興味も関心もない、ただの通りすがりの人だったとしたら、たぶん全然覚える気にならないし、どんなに時間をかけても頭には入らないでしょう。
でも逆に、それがあなたの大好きな人だったり、憧れの人だったとしたら?
俄然覚えたいと思うし、むしろ1000個でも知りたいと思うのではないでしょうか。
好きなら好きなほど、どんどん頭に入っていくハズです。
この違いは、心の中に「対象に対する興味・関心・好奇心があるかないか」です。
気になる!知りたい!
この感覚が、知識を頭に入れるのに最適な状態なんです。
頭のスペックはたいして重要ではありません。
例えば、問題を解いて間違えたとします。
「あぁ・・間違えた・・私って頭悪いんだな・・」
と考えることがあるかもしれません。
だけどこれって正誤のみを気にしているんです。
以前にもちょっと書いたことがあるんですけど、正誤なんて深く気にする必要はありません。
そうではなく、
「えー違うの?なぜ?どうして?知りたい!気になる!」
と思えばいいんです。
皆さんはもともと興味関心があって学び始めたハズですよね?
その気持ちをもう一度呼び戻して欲しいんです。
勉強し始めたあの頃のフレッシュな気持ちで、純粋に知る喜びを感じて欲しいんです。
それを感じながら取り組んでいる人は、圧倒的に覚えが早いです。
解答を間違えたということは、知らない知識があったか、間違えて覚えている知識があったかのどちらかです。
それが新たに分かったということなのですから、
解答解説を見て、
「なるほど!そうだったのか!!」
と楽しんでいいんです。
「試験」ということに囚われすぎて、楽しむことを忘れてはいけません。
僕は、行政書士試験は「いじわるクイズ」だと思っていました。(えげつないヒッカケ問題とか多いですよね)
ですから、問題演習も「これが正解だ!・・・えっ!ウソ?違うの?!なるほど、こんなヒッカケだったのか!チクショー今度は見極めてやるぞ!」みたいな感じで楽しむようにしていました。
そうは言っても?
「そんなこと言っても、解答解説を読んでも楽しい気持ちになれないし、そもそも勉強を始めてからこんな知識を知ったので、元々興味や関心があったわけではないんです・・」
という方もいるかもしれません。
でもですよ!?
皆さんは行政書士試験を受けると決めたんですよね?
それには、絶対何かキッカケがあったはずです。
試験の知識には興味関心がなかったとしても、その動機については興味関心があったはずです。
例えば、独立開業するとか、合格して箔をつけるとか、自信をつけるとか。
それって素敵なことだと思うんですよ。
皆さんそれぞれ理由があると思うんですけど、新しい自分を目指して一歩を踏み出した。
それってめっちゃ素晴らしいことだと思うんですよ。
独立開業したいですよね?
箔をつけたいですよね?
自信をつけたいですよね?
ぜひ叶えましょうよ!
その夢を!
独立開業したらどんな未来が待っているかな?!とか
箔がついたら、みんなの見る目がどんな風に変わるかな?!とか
自信がついた自分ってどんなに素敵かな?!とか
みんな「試験に合格した後の自分」には興味関心を持っているハズです!!
成功している自分の姿を思い浮かべてください。
それを存分にイメージして、ワクワクしてください。
頭の中を、合格後の自分でいっぱいにしてください!!
その気持ちで勉強に向かえば、今までと違う気持ちで勉強に取り組めるはずです。
理想の自分に向かうための努力って楽しくないですか?
試験の先に、目指す理想のあなたが待っているのですから。
多少つまづいたところで、深刻になる必要はありません。
深刻にやるのではなく、真剣にやるのです。
真剣に楽しみながら参りましょう!!
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