被保佐人が、保佐人の同意を要する行為をざっくり押さえる

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「制限行為能力者」は、未成年、成年被後見人、被保佐人、被補助人の4つがありますが、このうち未成年者を除く3つはいずれも「精神上の障害により事理弁識能力に問題がある者」です。

成年被後見人:事理弁識能力を欠く常況にある者
日常生活に関する行為は単独で行えるが、その他の行為は単独でできない
被保佐人:事理弁識能力が著しく不十分である者
だいたいの行為は単独で行えるが、13条1項の行為だけは保佐人の同意が必要
被補助人:事理弁識能力が不十分である者
ほとんどの行為は単独で行えるが、家庭裁判所が決めた特定の行為だけは補助人の同意が必要

 

これを見てみると、被保佐人のみ、保佐人の同意が必要な行為が法律であらかじめ定められていることが分かります。これは試験でも時折問われていますので覚えておきましょう。

とはいえ、13条1項はけっこうボリュームがあって大変です。
そこで、内容をイメージしやすい言葉に直しておきました。
試験対策としてはそれで十分なので、以下のようにざっくり押さえておきましょう。

 

▼保佐人の同意が必要な行為

元本を受け取ること(※利子は単独で受け取ってOK)

借金をしたり、借金の保証人になること

不動産の売買

贈与すること

相続に関すること

を建てたり、改修したりすること

●5年を超える土地、3年を超える建物の賃貸借

 

こうしてみると「お金が関わるもの」については保佐人の同意が必要ということが分かりますね。まずはそれを覚えておくだけでも、問題文を読んだときにピンとくると思います。

ちなみに、上記以外にも家庭裁判所に請求して追加することは可能です。

民法
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