指名・任命・認証のゴチャゴチャを整理しましょう

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天皇の国事行為のときにも少し触れましたが、指名とか任命とか認証って響きが似ていてややこしいですよね。

内閣総理大臣とか最高裁長官って、誰が指名して誰が任命するのでしたっけ?
すぐに答えられますか?

今回はその、「〇〇は」「誰が」「どうするのか」をまとめました。

 

内閣総理大臣は 国務大臣は 最高裁長官は 最高裁裁判官は 下級裁裁判官は
最高裁が 指名
内閣が 指名 任命 任命
内閣総理大臣が 任命
国会が 指名
天皇が 任命 認証 任命 認証 (高裁のみ認証)

 

分かりやすくしたつもりですが、これだけではまだ「パッと思いつく」まではいきませんよね。
そこで、覚え方のヒントを以下に記載しておきますね。

 

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天皇が任命するのはトップの2人だけ

天皇が「任命」するのは、内閣総理大臣最高裁長官の2人だけです。
これはつまり、行政のトップと司法のトップです。
それくらい責任ある立場の人ですから、天皇が直々に任命するわけですね。

内閣総理大臣 国務大臣は 最高裁長官 最高裁裁判官は 下級裁裁判官は
最高裁が 指名
内閣が 指名 任命 任命
内閣総理大臣が 任命
国会が 指名
天皇 任命 認証 任命 認証 (高裁のみ認証)

 

 

内閣が任命するのは「裁判官」だけ

内閣が任命するのは、最高裁「裁判官」と下級裁「裁判官」だけです。
(※内閣総理大臣とごっちゃにならないように注意)

内閣総理大臣は 国務大臣は 最高裁長官は 最高裁裁判官 下級裁裁判官
最高裁が 指名
内閣 指名 任命 任命
内閣総理大臣が 任命
国会が 指名
天皇が 任命 認証 任命 認証 (高裁のみ認証)

 

 

天皇の認証は、ちょっと下の人に箔をつけてあげるため

国務大臣、そして最高裁と高裁の裁判官というのは、それぞれ行政と司法で重要な人たちです。
しかし、総理大臣や最高裁長官に比べれば下位の存在なので、天皇が任命するほどではありません。
なので、その代わりに、箔付けのために天皇が「認証」してあげるよ、というイメージです。

内閣総理大臣は 国務大臣 最高裁長官は 最高裁裁判官 下級裁裁判官は
最高裁が 指名
内閣が 指名 任命 任命
内閣総理大臣が 任命
国会が 指名
天皇 任命 認証 任命 認証 高裁のみ認証

 

 

指名は、国会・内閣・最高裁がそれぞれ1つずつ

「指名」については、国会、内閣、最高裁、それぞれ1つずつしかありません。

●国会 → 内閣総理大臣
●内閣 → 最高裁長官
●最高裁 → 下級裁判所裁判官

内閣総理大臣は 国務大臣は 最高裁長官は 最高裁裁判官は 下級裁裁判官は
最高裁 指名
内閣 指名 任命 任命
内閣総理大臣が 任命
国会 指名
天皇が 任命 認証 任命 認証 (高裁のみ認証)

 

これらのヒントを覚えておけば、もし忘れてしまっても思い出しやすくなると思います。
頑張って覚えてくださいね。

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