理屈が頭に入らない場合はどうすればいいか?

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法律科目を勉強していると、

「何回テキストを読んでも、理論や理屈がうまく理解できない」

という方が時々います。
特に初学者の方や独学の方には多いかもしれません。

今回はそんな方のために送る内容です。
(※勉強が順調な方は読まなくてもいいですよ)

 

僕からのアドバイスとしては、

「理屈なんて後でいいんで、とりあえず結論だけ覚えましょう」

とお答えします。

このブログの中でも、「結論だけ覚えればOK」という言い方をしている部分がいくつもあります。
法定地上権とか)

 

なぜか?

試験なんて結局、解けたもの勝ちだからです。
理屈が分かってなくても、問題が解ければいいんです。

 

そんないい加減なことで法律家として務まるのか!

と怒られちゃうかもしれないんですけど、実務と試験は別モノなので。
試験はやっぱり受かってナンボだと思うんですよ。

 

昔を思い出してください。
学生時代の化学のテストで「元素記号」とか書かされましたよね?

あれをキチンと

「原子は陽子と中性子の数で質量が決まり、それが軽いものから重いものへ向かって並べたものが周期表である。一番軽いのは質量数が1の水素であり、次は質量数が4のヘリウムである・・」

なんて覚えた人いますでしょうか?
(仮にいたとしても、相当化学が好きな人だけですよね)

多くの人は、

「水兵リーベ僕の船七曲がりシップスクラーク閣下スコッチ・・」

なんて覚えたんじゃないですか?
これって、本来の元素の内容と全く関係ないじゃないですか。
プライドを持ってる化学者からしたら「バカにするな」って思うのかもしれませんよ。(知りませんけど)

でも、テスト対策としてはそれでいいわけじゃないですか。
意味なんか分からなくても、とりあえず順番が分かって書ければいいわけじゃないですか。

そういうものだってことなんです。

 

化学と法律は違うだろ!
みんなは法律家になろうとしているんだから、実務で使い物にならなきゃ意味がないぞ!

 

確かにそうなんですけど、でもそもそも試験に受からないと実務できないんですよ?

それに実務は、いくらでも調べながらできるんですよ?
合格したらすぐに実務できるわけでもないんで、たっぷり時間あるんですよ?

本当の勉強って、合格後に始まるんじゃないでしょうか。

だから、試験なんて、テクニックでも何でも使えるものは全部使って、とりあえず受かっちゃえばいいと思うんです。

だって、「聖子近藤ソーメン事故」とかの語呂合わせで、連帯債務の絶対効を覚えたりしてますよね?(笑)

 

もちろん、確実に正解を出していくためには、理論とか根拠とかを明確にしていくステップは必要です。

でも、いきなりそこにこだわりすぎて前に進めないでいるのだったら、そこはとりあえず置いておこうというのが僕の考え方です。

大きすぎるカタマリを無理矢理口の中に突っ込んでも、かみ砕けないし、飲み込めません。

たがら、とりあえず小さなカタマリ(結論)だけ飲み込んでおいて、最低限問題に対応できるようにしましょう、ってことなんです。
(それだけで、少なくとも手も足も出ないという状況は回避できます)

じゃあどうやって結論だけ吸い上げるのかといえば、

テキストや過去問で「〇〇のときは〇〇である」という結論の解説だけを拾い読みしちゃう

という手があります。

単語帳やノートに書き写して、それだけを見返し続ける。

要所要所を赤字で書いて、透明な赤下敷きで消して覚えるのもいいですね。

「このキーワードが出てきたら、解答はコレ」というような条件反射をつける感覚です。

その際、「なぜそういう結論になるのか?」とか深く考えず、とりあえず機械的に頭に詰め込んでおく。
「そういうものなんだ」ととりあえず思っておく。

もちろん例外とかあるので、その知識だけでは対応できないケースも出てきます。
その時は、例外を新たな知識としてインプットすればOK。
これで深みが出ることになります。

そうすると、「あの時はああだったのに、今回はこうだった。その違いはここにあった」というように、場合分けができるようになってきます。
そこまでくると、初めて理論とか理屈が腑に落ちてくるんです。

結論が先、理屈は後、です。

 

そんなんでいいのかなぁ

と思われた方もいるかもしれませんが、今現在、勉強がなかなか前に進まないという方にとっては一つの方法だと思いますよ。
一度試してみてくださいね。

あ、ちなみに、「理屈から入った方が理解しやすいです!」って人や「法律家としてプライドを持って実務に活かせるように勉強してます!」って人は、ぜひぜひそのまま頑張ってください。
アプローチは人それぞれですからね。

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