民法

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第三者の保護要件 「善意のみ」or「善意無過失」どっち?

今回のテーマは、第三者保護要件です。 心裡留保、虚偽表示、詐欺、錯誤、それぞれのケースにおいて、第三者が保護されるためには、「善意」であればよいのか、それとも「善意無過失」まで要求されるのか、という点を明確にしておきましょう。...
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特別の方式を要する行為って何?

今回のテーマは、制限行為能力者の相手方の催告における「特別の方式を要する場合」についてです。 相手方の催告権 制限行為能力者の法律行為の相手方には、「催告権」が認められているというお話を以前しました。 ↓↓ ...
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177条の「第三者」にあたる人 あたらない人

今回のテーマは不動産物権変動における第三者です。 民法177条には、以下のように規定されています。 第177条 不動産に関する物権の得喪及び変更は、不動産登記法その他の登記に関する法律の定めるところに従いその登記をしなけれ...
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不動産物権変動で、登記なしでも対抗できるケースを総まとめ

今回のテーマは「不動産物権変動」の対抗要件についてです。 民法176条 物権の設定及び移転は、当事者の意思表示のみによって、その効力を生ずる。 「物権」の変動は、意思表示の時に生じるのが原則です。 つまり、物権変動は...
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94条「虚偽表示」のポイントをチェック!

今回のテーマは、94条「虚偽表示」です。 虚偽表示は条文はシンプルながらも、試験に出そうなポイントがいくつかあります。 特に2項における「第三者」は重要なので、しっかり頭に入れておくようにしましょう。 まずは94条を確認 ...
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【改正対応】「連帯債務」の絶対的効力はこう覚える

今回のテーマは「連帯債務」です。 改正によって、絶対的効力となるものが変わっていますので、必ずチェックしておきましょう。 そもそも連帯債務とは 連帯債務とは、一つの債務について、複数の債務者が「独立して」「全責任を負う」も...
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【改正対応】「心裡留保」の改正ポイントかんたんまとめ

今回のテーマは「心裡留保」です。 冗談で言ったことでも相手が真に受けていたら有効だよ、というお馴染みの規定ですね。 ここも改正されていますのでチェックしておきましょう。 ちなみに「心理」と間違える人がいるのですが、「心...
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【改正対応】被保佐人が保佐人の同意を要する行為をざっくり押さえる

「制限行為能力者」は、未成年、成年被後見人、被保佐人、被補助人の4つがありますが、このうち未成年者を除く3つはいずれも「精神上の障害により事理弁識能力に問題がある者」です。 成年被後見人:事理弁識能力を欠く常況にある者 日常生活...
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「日常の家事に関する代理権」で表見代理は成立する?

今回のテーマは「日常の家事に関する代理権」です。 以前「表見代理」のページで少し触れましたが、もうちょっと詳しく解説しておきたいと思います。 日常家事代理権とは? 民法761条では、夫婦が日常の家事に関して債務を負った場合...
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【改正対応】「危険負担」はこう変わりました

今回のテーマは「危険負担」です。 民法改正で大きく変わった部分ですので、内容をリニューアルしてお届けします。 危険負担とは何か? まず「危険負担」とは何かといいますと 買主と売主のどちらも悪くないのに、目的が達成できなく...
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